React Native SDK 8.0.0 が登場

Article by: Antonis Lilis 

 
 

React Native SDK 8.0.0 をリリースしました。

新機能と変更点をご紹介します。

前回のメジャーバージョンからしばらく経ちました。前回のメジャーリリースである 7.0.0 は 2025年9月2日 にリリースされています。マイナーリリース 13回 とパッチリリース 2回 を経て、ついに新しいメジャーバージョン 8.0.0 の登場です。今回のバージョンは、メンテナンスと機能拡張を目的としたメジャーリリースです。

具体的には以下を行いました。

  • ネイティブ初期化によるアプリ起動時エラーのキャプチャを追加
  • 主要なネイティブ依存関係をアップグレード
  • 最小バージョン要件を引き上げ

 

アップグレードは概ねスムーズなはずですが、環境に応じて移行ガイドをご確認ください。

 

 

知っておきたい変更点

バージョン8の変更の多くは2つに大別できます。新機能と依存関係の更新です。

要点は以下のとおりです。

 

アプリ起動時エラーのキャプチャ

Sentry は React Native ブリッジのセットアップ、バンドルのロード、ネイティブモジュールの初期化の最中に発生するクラッシュやエラーを、いまではキャプチャできます。JavaScript 側で Sentry.init() が実行された後だけでなく、その前の段階も対象です。従来のバージョンでは、これを実現するには複雑な設定やネイティブ初期化の手動対応が必要でした。

バージョン8では sentry.options.json 設定ファイルと新しいネイティブ API を使って、ネイティブ層で Sentry を初期化できます。これにより、アプリのライフサイクルの最初から、アプリ起動時のエラーやネイティブクラッシュを SDK がキャプチャできます。詳細は React Native のドキュメントをご覧ください。

 

更新されたネイティブ依存関係

 

更新された最小サポートバージョン

8.0.0 のリリースに伴い、最小バージョン要件が変更されました。

Appleプラットフォーム

  • iOS:15.0+(以前は 11.0+)
  • macOS:10.14+(以前は 10.13+)
  • tvOS:15.0+(以前は 11.0+)

Android

  • Android Gradle Plugin:7.4.0+
  • Kotlin:1.8+

 

 

バージョン8へのアップグレード

パッケージマネージャーで v8 の最新バージョンを使うよう更新し、移行ガイドを確認して、必要があれば変更します。ほとんどの構成では、これだけで完了です。

例えば次のような流れです。

  1. パッケージマネージャーで @sentry/react-native を最新の 8.x に更新する。
  2. v7→v8 の移行ガイドに従い、最小バージョンやビルド設定(iOS/macOS/tvOS のデプロイターゲット、Android Gradle Plugin、Kotlin、該当する場合はセルフホストSentry)を調整する。
  3. 必要に応じて、sentry.options.json とネイティブ初期化を使い、アプリ起動時エラーのキャプチャを有効化する。

 

バージョン7はどうなりますか?

バージョン7の機能開発は停止しており、今後は重大なバグ修正のみをリリースします。バージョン7のまま利用し続けることもでき、バージョン8へのアップグレードが必須というわけではありませんが、可能であれば最新のメジャーバージョンへの更新を推奨します。

 

 

アップグレードするなら

可能であれば、バージョン8を試してみてください。アプリ起動からのフルカバレッジが必要なら、ネイティブ初期化を有効にしてください。

何か壊れた場合はもちろん、違和感があるだけでも Issue を作成してくださいDiscord でもお気軽にご連絡ください。状況整理から一緒に対応します。

 

 

Original Page: React Native SDK 8.0.0 is here

 

 




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